エレキギターとアコースティックギターの違いと選び方

エレキギター

ギターを始めたいと思ったとき、最初に直面するのが「エレキギターとアコースティックギターのどちらを選ぶべきか?」という問題。ちなみにエスギター教室では、どちらのタイプにもレッスン対応しています。
それぞれのギターには特徴があり、初心者には違いが分かりにくい場合もあります。本記事では、エレキギターとアコースティックギターの違い、メリット・デメリット、そして初心者におすすめの選び方を詳しく解説します。


各種ギターの徹底解説

エレキギターとは?

エレキギターとアコースティックギター

エレキギター(Electric Guitar)は、20世紀に開発された電気楽器で、現代の音楽シーンに欠かせない楽器として広く普及しています。アコースティックギターと異なり、電気信号を利用して音を増幅する仕組みを持つことが最大の特徴です。

基本構造と仕組み

エレキギターの基本構造は、ボディ、ネック、ヘッドの3つの主要パーツで構成されています。ボディは中実の木材で作られており、アコースティックギターのような共鳴箱は必要としません。代わりに、弦の振動を電気信号に変換するピックアップが搭載されています。
ピックアップは磁石とコイルで構成される重要なパーツで、弦の振動による磁場の変化を電気信号として検出します。この信号はギターケーブルを通じてアンプに送られ、増幅されてスピーカーから音として出力されます。

音作りの特徴

エレキギターの音色は、以下の要素によって決定されます:

1.ピックアップの種類と配置
  • シングルコイル:クリアで抜けの良い音色
  • ハムバッカー:太くパワフルな音色
2.コントロールノブ
  • ボリューム:全体的な音量調整
  • トーン:高音域の調整
3.アンプとエフェクター
エレキギターの音作りにおいて、アンプとエフェクターは不可欠な存在です。アンプでは歪み(ディストーション)や残響(リバーブ)などの基本的な音作りが可能で、さらにエフェクターを使用することで、より多彩な音色表現が可能になります。

代表的な種類

1.ストラトキャスター型
  • Fenderによって開発された代表的モデル
  • 3基のシングルコイルピックアップを搭載
  • ロック、ブルース、ポップスなど幅広いジャンルで使用
2.レスポール型
  • Gibson社の代表作
  • ハムバッカーピックアップを搭載
  • 太く芯のある音色が特徴
3.テレキャスター型
  • シンプルな構造と明るい音色が特徴
  • カントリーミュージックでよく使用される

エレキギターは、その多彩な音色と表現力から、現代音楽における中心的な楽器として確立されています。技術の進歩とともに、より多様な音作りが可能になり、今後も音楽表現の可能性を広げ続けていくことでしょう。

アコースティックギターとは?

アコースティックギター

アコースティックギター(Acoustic Guitar)は、電気的な増幅装置を使用せず、木製の共鳴胴で音を響かせる伝統的な弦楽器です。その歴史は古く、クラシックギターから進化を遂げ、現代では幅広いジャンルの音楽で使用されています。

基本構造と仕組み

アコースティックギターは、主にボディ(共鳴胴)、ネック、ヘッドの3つの主要パーツで構成されています。最も特徴的なのは、中空の共鳴胴で、弦の振動を増幅して豊かな音を生み出します。
ボディは表板(トップ)、側板(サイド)、裏板(バック)で構成され、内部には音質や強度を調整するための響棒(ブレーシング)が配置されています。サウンドホール(響孔)は、音を外部に放出する重要な役割を果たしています。

音作りの特徴

アコースティックギターの音色は、以下の要素によって決定されます:

1.木材の種類
  • 表板:スプルース、シダーなど
  • 側板・裏板:ローズウッド、マホガニーなど
2.ボディの形状
  • ドレッドノート:バランスの取れた大きな音量
  • フォークタイプ:中高音が特徴的
  • ジャンボ:豊かな低音と大きな音量
3.弦の種類
  • ブロンズ弦:明るい音色
  • フォスファーブロンズ弦:温かみのある音色
  • ナイロン弦:柔らかな音色

代表的な種類

1.スチールストリングギター
  • 金属弦を使用
  • 力強い音量と明るい音色
  • フォークやロック音楽に適している
2.クラシックギター
  • ナイロン弦を使用
  • 繊細で温かみのある音色
  • クラシック音楽やフラメンコに使用
3.アコースティック・エレクトリック
  • ピックアップを内蔵
  • アンプでの音量増幅が可能
  • ライブパフォーマンスに適している

アコースティックギターは、その自然な響きと豊かな表現力から、ソロ演奏から伴奏まで幅広い用途に対応できる楽器です。電気を必要としないため、どこでも演奏できる手軽さも魅力の一つです。初心者から上級者まで、音楽を楽しむ素晴らしいパートナーとなることでしょう。

エレキギターとアコースティックギターの違いを比較

音の違い

  • エレキギター: エレキギターはアンプを通して音を出すため、音量や音質を自由に調整できます。また、エフェクターを使えばロック、ジャズ、ブルースなど幅広い音楽ジャンルに適した音を作ることが可能です。例えば、エレキギター特有の「ディストーションサウンド」はロック音楽の象徴といえます。
  • アコースティックギター: 一方で、アコースティックギターは生音が特徴です。ギターのボディが共鳴して音を増幅するため、電気的な機材を使わずとも豊かな音を楽しめます。特に、弾き語りやアコースティックライブではその自然な音色が魅力となります。

見た目と構造の違い

  • エレキギター: ボディが薄く、金属製の弦を使用しているのが一般的です。また、アンプに接続するためのケーブル差込口やピックアップが特徴的です。
  • アコースティックギター: 厚みのあるボディにサウンドホール(音孔)があり、弦はナイロン弦またはスチール弦が使われます。デザインもクラシカルなものが多いです。

演奏スタイルの違い

  • エレキギター: 主にバンド演奏やロック、ポップスで活躍します。音の多様性から、ソロプレイやリードギターとしても活用されます。
  • アコースティックギター: 弾き語りやフォークソング、バラードなどで使用されることが多く、その自然な音色が歌声を引き立てます。エレキギターとアコースティックギターのメリット・デメリット

エレキギターの特色

  • 音量や音質を自由に調整可能。
  • 弦が柔らかめで、指が痛くなりにくい。
  • エフェクターを活用して多彩な音作りができる。
  • 初期費用が高め。
  • アンプやエフェクターなどの周辺機器が必要。
  • セットアップに時間がかかる。

アコースティックギターの特色

  • 機材が少なく、シンプルに始められる。
  • 持ち運びが簡単で、どこでも演奏可能。
  • 自然な音色で、歌と相性が良い。
  • 弦が硬めで、初心者は指が痛くなりやすい。
  • 音の調整が難しく、ジャンルによっては不向き。

初心者におすすめのギター選びのポイント

ギターを選ぶときは、自分の目的や体格に合ったものを選ぶことが大切です。まず、どのような音楽をやりたいかを明確にしましょう。
例えば、ロックやバンド演奏を目指すならエレキギター、弾き語りを楽しみたいならアコースティックギターが適しています。

次に、自分の手の大きさや体格を考慮します。
小柄な方や手の小さい方には、小ぶりなギター(ミニアコースティックギターやショートスケールエレキギターなど)が扱いやすいでしょう。楽器店で試奏することで、より自分に合ったギターを選ぶことができます。

初心者におすすめのモデルとしては、エレキギターでは「Squier by Fender Affinityシリーズ」、アコースティックギターでは「Yamaha FGシリーズ」が挙げられます。これらのモデルは初心者向けに作られており、手頃な価格でありながら高品質です。

さらに、ギターを購入する際は、予算や必要なアクセサリーも考慮しましょう。エレキギターにはアンプやケーブル、アコースティックギターにはカポタストやチューナーなどの付属品が必要になる場合があります。
これらをセットで購入するとスムーズに始められます。

自分に合ったギターを選ぶことができれば、練習が楽しくなり、モチベーションも高まります。迷った場合は、専門店のスタッフやギタースクールの講師に相談してみるのもおすすめです。

目的に合わせた選び方

  • バンド活動やロックをやりたい:エレキギターが最適です。例えば、エレキギターはアンプを通すことで、迫力のあるサウンドを簡単に実現可能。
  • 弾き語りやアコースティックな演奏を楽しみたい:アコースティックギターがおすすめです。自然な音色が歌声を引き立てる。

手の大きさや体格に合ったギターを選ぶ

  • 小柄な人には、小ぶりなギター(例:ミニアコースティックギターやショートスケールエレキギター)。
  • 試奏してみることをおすすめします。自分の手にフィットするギターを選ぶ。

初心者におすすめのモデル例

  • エレキギター: Squier by Fender Affinityシリーズは、初心者に手頃な価格で提供されており、品質も十分。
  • アコースティックギター: Yamaha FGシリーズは、初心者向けの定番モデルとして人気があり。
ギタータイプ おすすめモデル 主な特徴
エレキギター Squier Affinityシリーズ 手頃な価格と高品質
アコースティックギター Yamaha FGシリーズ 音のバランスが良く初心者向け

まとめ:自分の目的やスタイルに合ったギターを選ぼう

エレキギターとアコースティックギターの違いを理解し、自分の目的やスタイルに合ったギターを選ぶことが重要です。特に初心者のうちは、専門のギタースクールで基礎を学ぶことで、効率的に上達できます。
「大人のための初心者向けギター教室」では、丁寧な指導と楽しいレッスンを通して、あなたのギターライフをサポートします。ギター選びや練習方法の相談もお気軽にどうぞ!

ギター初心者の教室コラムトップへ戻る


ページの先頭へ